球団を保有するに資する企業

DeNA が横浜を買収できるかどうかはおいておいて、いわゆるナベツネさんが
「できることならパナソニックかソニーか日立みたいな会社がいい」
と言ったことが気になった。世間一般には、納得できる意見みたいなんだけど・・・

日立は、今期はたまたま業績が良かったみたいだが、重厚長大で行き詰まる日本の電機の典型みたいなイメージ。給料は良くて安定してるみたいだが、たまたま知ってる日立グループの人達の働きぶりを見てると、うらやましいとはとても思えないし「努力と誠意と日本語での対応が付加価値」みたいなビジネスのやり方が、今後何十年も続くとは思えない。

ソニーは、カセットテープのウォークマンには憧れたくちだが、今は欲しいものはない。
今、僕にとってのソニーは「ソニー銀行」であり「so-net」でしかなくて、たまーに
「そういえば、家電も売ってるんだね」
と思い出す程度。

パナソニックだけは引き続き日本を代表するエクセレントカンパニーだと思っていたのだが、今年は液晶パネルとテレビと半導体がかなり悪いらしくリストラも するようで、かなりのショック。パナソニックがリストラなんて考えられない。
液晶パネルや半導体は高付加価値で、日本のエレクトロニクス産業の生きる道だと思ってたのに、それすらも無理なんか。

日本で「いいところにおつとめで」と言われるような会社は、確かに給料は良くて、奥さんにとっては「いいところ」なわけだが、旦那にしてみると、大変そうで、じり貧で、あまりうらやましくない仕事をしているイメージ。あと30年先にどうなってるかなんて JAL や三洋を見るとあまり期待できない。
それでいて、周りの目もあるし、給料もいいので辞めるに辞められないという・・・

辞めてもかみさんにあまり怒られない程度の会社にしか勤めたことなくて良かった