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禁断の火 [地震]

この時↓の見込みはまったく甘かったようで、
http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2011-03-13
現在の状況は「スリーマイル以上チェルノブイリ未満」ということらしい。
首都圏の放射線拡散は気にし過ぎだと思うが、福島の状況は最大限楽観視してもかなり深刻なようだ

僕が子供の頃は
・石油はあと30年くらいでなくなる(2011年の今頃枯渇している)
・そのためには原発しかない
・再処理したら燃料ができるプルトニウム発電は夢のエネルギー
という理論だった。

そろそろ枯渇するはずの今の時代になってみると
・ウランは核分裂しなくても発熱しちゃって扱いが難しい
・プルトニウムの毒性は危険
・プルトニウムでの発電に使うナトリウムは扱いが難しい
・核廃棄物の最終処分も決まってないし廃炉もしたことない
・石油エネルギーはまだまだ枯渇しないし、LNGやメタンハイドレードやバイオマスもある
という状況。

よく、「科学技術」とひとくくりにするけれども、核をあつかう「科学」は身につけたが、「技術」が追いついてないなぁ、と思う。そして、人間は間違ういきものである異常は、核をあつかう「技術」は永遠に身につけられないのかもなと思う。
人類が地球温暖化で絶滅しても核の汚染で絶滅しても飢餓で絶滅しても絶滅に変わりないことを考えると、ここはその場しのぎの火力で仕方ないかな。

ファーストガンダムで、戦艦やモビルスーツが核エネルギーで動いていたのに、結局最後は、平和利用していたソーラーパワー(太陽光発電ですらなく単なる鏡)が最強の兵器だったなぁ、という話を思い出している。
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