動物を使った実験がうまくいかないことについて [畜産とか獣医学とか]
納豆はダイエットにいい!というTV番組での実験が捏造だったと大騒ぎになってます。
今回は、実験をしてなかったので問題になってるみたいですが、
もし実験をしたところで、食い物で(しかも、数回食っただけで)そんなに優位な差がでるわけありません。
大学で獣医生理学実習という科目がありました。(こんなの↓らしいです。)
http://www.brs.nihon-u.ac.jp/~vetphys/index.files/DSC01602.JPG
この実習で、あらかじめ正しい答えの決まってるはずの生物系の実験(実習)が、どんなに教科書どおりにいかないものか、身を持って知りました。
動物実験だけじゃなくて、自分の指を氷水に漬けたり出したりする実験もあったので、ああゆう実験を高校ででもやれば「XXXですっきりやせる」「XXXで血圧を下げる」の類がいかにインチキかわかるはず。
番組制作側には、「一般に定着してる学説があるので紹介しますー」くらいの認識しかないんだろう。すぐに唯一の真実として信じちゃう視聴者もどっちも悪いと思う。
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