ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人 [読書]
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774126535/
読了。
あんまり、こういう SE 啓発本みたいなのは読む気がしないんだけど、
技術評論社が出版していて、目次を見て良さそうなので読んでみた。
一言でいえば、なかなかいい本。
Software People という技術評論社の雑誌の Vol 2. と Vol 4. の特集に
加筆修正したものらしいので、それらを読んだ人は読む必要はなかろう。
http://www.gihyo.co.jp/magazines/SP/archive/vol02
http://www.gihyo.co.jp/magazines/SP/archive/Vol4
私はと言えば、いまさらこれを読んで行動様式が変わるっていうわけでもないけど、
5、6年目くらいで行き詰っている人が読むといいかなぁ、と思う。
ソフトウェア開発(端的にはプログラミング)で幸福感を持って仕事をしていくためには、という観点で書かれているけど「ソフトウェア開発で出世してお金持ちになるには」とは違うので、「『100億稼ぐ仕事術』を読んで IT 業界に入った」みたいな人は読まないほうがいいかも。
この本を読んで、伸びるための努力をしたとして、現実の会社生活との折り合いを付けるのが難しい。実際、私は、以前の会社の上司に「お客さんの前で知らない、と言ってはいけない」といわれたことがある。
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