MSのIndigo、開発者をコード書きから解放 [プログラミング]
こりゃひどい。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0502/09/news015.html
5万6296行のコードが最終的に3行になったというのは、いくら宣伝文句とはいっても
逆効果ではなかろうか。
#せいぜい、RSSを取得するのに3行ぐらいにしとかないと
#http://kanaya.naist.jp/Zope/member/nishio/coreblog/daylist_html?year=2004&month=12&day=7
コンピューターが何でも自動でしてくれる夢の箱ではないということが理解されてきた今は、
どんなに「コンピューターのことはわかりません」と言っている人でも、
上のようなことを言われたら、いろいろ裏があるんじゃないかと思ってしまうだろうし。
多分、40歳前後ぐらいの人は 4GL とか CASE ツールとかで痛い目にあっているので、
「コードを書かないで開発」というと、逆に拒否反応を示す人も多いと思う。
Visual Basic のような GUIでのプログラミングも、簡単なおもちゃを作るのはいいけど、
ちょっと、変わったことをしようとすると結構困ってしまう(しかも、納期の最後の最後で)・・・
という目にあっていたりすると、それも逆効果。
結局、ここ10年くらいで「生産性が上がったなぁ」と思うのは、ライブラリやドラッグ&ドロップに
よるノンプログラミングではなくて、統合開発環境くらいだと思う。
Javaのフレームワークも、最初はちょっといいかなぁと思ったけど、最近はやりすぎて
逆効果になっているような気がするし・・・
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