ガマンの限界!顧客が悪魔に見えた瞬間 [プログラミング]
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03100.jsp?p=lw1061&__m=1
前の会社のとき、より精密な作業見積もりをするようによく言われた。
しかし、実際のところその作業がどれぐらいかかるか、誰も知らない
というのがソフト開発とそれに関わる仕事で、結果として無茶な要求が
出る原因だ。
原価計算が精密に行われている自動車業界では、どのような状況であろうと
「カローラ?高いねぇ。ゼロひとつ取れない?」なんていわれないであろう。
いかにもシステマティックで、効率を追求した業種というイメージがあるが
実際には、短納期と新たな技術要素がどんどん出てくる現在のような状況では
あまり細かな見積もりは意味がなく、もっとも人間味あふれる(泥臭い)仕事だ。
ただ、お客さんはただ単に無茶を言っているわけではなく、
その仕様変更がどれだけ大変かを理解していないという場合が多い。
お客が、簡単にできると思っていて、本当はものすごーく大変なこともあれば、
これを言ったら大変なことになると思ってだまっていることで、
実装するほうにしてみれば10分くらいでできるような事もある。
商習慣としては、前近代的であるが、客が言ってきた急な仕様変更と
バーターで、顧客の必要度が低くて実装に時間がかかるものを交換して
もらるような交渉をしてしのぐしかなかろうと思う。
(しかも、できるだけ恩を着せる形でできたらすばらしい)
医者で、この病気を治したらいくらと成功報酬をもらっているのはブラックジャック
くらいで、基本的にはかかった費用をもらうようになっている。
プログラミングって、医者の仕事と似たところがあるなぁと思っているが、
報酬の受け取りかたには大きな隔たりがある。
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